ここで働く理由

人柄の良い同僚や先輩に囲まれて、
気持ち良く仕事をしたい。
当社で働く社員は、みんなそんな思いを持って就職してきています。質問に丁寧に答えてくれたり、相談しやすかったり、フォローやアドバイスに助けられたり。
社員たちは、そんな先輩たちの関わりに恩を感じています。「自分も、先輩たちにしてもらったように、新たに入社してくる人をフォローし、いっしょに成長したい」と思っています。
少人数ならではのあたたかい空気感の中で、無理なく成長できる。それが、当社で働く理由であり、一番のメリットです。
八尾金網製作所だからできる経験
八尾金網製作所は、社員数20人弱の会社です。
小さな町工場ですが、ここから「世界初」や「業界一」が生まれています。そんな技術を間近に感じながら仕事に取り組める現場は、そう多くはありません。
ここにしかない技術、ここにしかない設備を使って、「八尾金網製作所にしかできないものづくり」に熱中してください。

「ものづくり」の前に
「ひとづくり」 を重視

「いいものを作りたい」
「人の役に立つ仕事をしたい」
良い製品は、そんな気持ちから生み出されます。人間として信頼され、尊敬される人物に成長することが、ものづくりには非常に重要。技術の習得はもちろん、人として成長できるよう、日常業務の中でサポートやフォローします。
また、会議やミーティングでは、社員全員の意見を聞き、事業や社内環境の改善につなげています。
「全部やってみる」から
「とがってやってみる」へ
製品がどのように作られていくか。
製造部員として入社された方は業務の全体像を知り、多能工の人材として成長していただくためにすべての工程に携わっていただきます。金属線を機械にセットし、織機で織り上げ、一つずつ品質チェックをしていく。
口で言うのは簡単ですが、体験してみると、いずれの工程にも磨き上げられた技術が活かされていることに気づきます。
自分の得意を活かし、専門性を高めてとがらせていくのは、すべての工程を経験したあと。これによって、広い視野と知識をもったエキスパートへとステップアップできます。

どんな 仕事 が待っている?

八尾金網製作所には、大きく分けて3つの仕事があります
1つ目は、金網やフィルターなどの製品をつくる「製造」。
2つ目は、お客様のニーズに耳を傾け製品を提案する「営業」。
3つ目は、高い技術と品質をさらに向上する「品質管理」
すべての社員が同じ社屋で働いているので、お互いに情報交換しながら仕事を進めています。
製造
金網の製造から加工まで、お客様が希望する製品を作っていきます。
同じものを繰り返し作るのではなく、多種多様なものづくりをする面白さがあります。
製造の現場から、世界初の製品や規格が生まれています。
営業
八尾金網製作所では、お客様の声に耳を傾け、それをカタチにする「受注生産」を行っています。
お客様が何を求め、どんなものづくりを期待しているか、それをくみ取るのが営業の役目。
打ち合わせを重ねながら、お客様といっしょに何かを生み出していく楽しさがあります。
品質管理
品質管理の仕事をひと言で言えば、高いクオリティをお客様に安定して提供できるよう、品質チェックや技術の共有を進めていくこと。
一人の熟練技術者にしかできないものづくりではなく、その技術をほかの社員に広め、標準化するのも大切な仕事です。
入社後の 研修 や 資格取得
- 新入社員研修
- フォークリフト免許講習
- クレーン免許講習
- リーダー研修(若手・中堅)
- 営業部社内研修(年6回)
- 製造部社内研修(年6回)
実際に 現場 を見る
どんな場所で、どんな人が働いているか。
それを知るには、実際の現場を見学するのが一番です。八尾金網製作所では、会社見学を随時実施。
「興味があるので見てみたい」「働いている人の姿を間近で見たい」など、気軽にお問い合わせください。まだ見たことのない「極細のフィルターを織り上げる工程」や、そこで働く人がどんな表情でどんな仕事をしているか、つぶさに見学することができます。
インターンシップの受け入れも積極的に行っています。

社員の 声

「ものづくりに興味があったから」「手先が器用だから」など、さまざまな理由がきっかけとなって入社してきた社員たち。実際に働いてみた感想を聞きました。
INTERVIEW
菅生 賢人(すがお けんと)

INTERVIEW . 1
入社:2016年
職種:営業
入社:2016年
職種:営業
現在の仕事
お客様への提案、見積もり対応のほか、展示会への出展などを担当しています。メール確認から始まり、伝票入力、お客様への確認・連絡、そしてフォローアップまで多岐にわたります。
仕事のやりがい、面白さ
お客様の漠然とした要望を具体的な形にできるところが、最大の面白さです。
例えば、細かい粒子をふるい分けたいというご要望をいただいたら「それならこの金網が適しています」と提案したり、金網の形状や金網の種類を具体化したり。お客様の希望通りの提案ができ、注文が決まった瞬間の喜びは格別です。
入社のきっかけ
ものづくりをしたかったのですが、不器用な自分には営業職のほうが向いていると感じていました。
八尾金網製作所と出合ったのは、合同企業説明会。最初は「バーベキュー用の金網をつくっているのかな」と思っていたのですが、実際はぜんぜん違いました。電子基板や印刷用に使われる特殊な製品で、金網とは思えない精巧さがありました。
「金網の常識を破る」というところや、様々な産業に役立つ縁の下の力持ち的な存在であるところにも面白さを感じ、入社を決意しました。
入社前とのギャップ
お客様対応だけでなく、検査、カット、梱包までを行うことに驚きました。でもかえって「営業ってこんなこともやるんだ」と新鮮な発見が多かったです。何より良かったのは、製品に触れる機会が多い点。各分野に特化した金網があり、その奥深さに感銘を受けています。
失敗談
金網の規格が非常に多いため、こちらのご提案がお客様のニーズと合致しないことがあります。お客様が提示してくださった図面通りにつくっても、「これじゃない」と言われることも。そもそも図面が古く、現場で使っている実物と一致しない、というケースもありました。
失敗をどう乗り越えたか
図面と実物のどちらに合わせるべきか、お客様に事前に確認することで、意見の食い違いを減らすことができました。コミュニケーションも円滑になり、より良い提案ができるようになりました。
会社のどこを自慢したいか
ここでしかできないことがある、という点です。金網の製造から加工まで自社で一貫して行えるため、お客様にも安心していただけます。
私たちがつくる金網は、日常生活の中で目にすることはありません。でも、食品、医薬品、車、宇宙、化粧品、飲料など、身近な産業を支えています。その貢献度の高さに喜びを感じます。
社員同士の仲が良く、コミュニケーションに隔たりがないところも長所です。
成長性、可能性
金網には多くの種類があり、製品の取り扱いも簡単ではありません。だからこそ挑戦しがいがあります。まだ見いだされていない可能性がたくさんあり、これからの発展が期待できます。
これからどうなりたいか、何をしたいか
金網の可能性を追求し、新しい用途や市場を開拓していきたいです。自分自身も成長し、会社とともに新たな挑戦を続けていくことを目指しています。
INTERVIEW . 2
入社:2019年
職種:品質管理
入社:2019年
職種:品質管理
現在の仕事
高品質の金網をつくるため、生産現場で行われていることデータ化し、生産性や稼働率の向上につなげています。具体的には、生産設備に取りつけたシステムを立ち上げ、織機の打ち込み回数を自動集計し、社内に共有しています。
仕事のやりがい、面白さ
データを分析すると、問題の原因を特定しやすくなります。「今日はなんか機械の調子が悪い」としか感じられなかったことが、データにはっきりと現れます。
機械の稼働率が上がれば、おのずと品質は上がります。製造の現場で起きている課題をデータ解析によって発見し、それを解決することで高品質な金網ができたとき、大きな手応えを感じます。
入社のきっかけ
大学では微生物分野を専攻していました。実験でフィルターなどを使ううち、品質管理にも興味を持つようになり、八尾金網製作所の面接を受けに行きました。このとき、工場見学をさせてもらったのですが、想像以上に細かく精密な金網を作っていると思いました。
しかも、難しい技術を持っていて、金網でしかできない重要なものづくりの分野を担っていることを知り、「品質管理のしがいがある」と感じました。
入社前とのギャップ
品質管理の仕事は、ただひたすら製品の検査をするだけだと思っていました。でも実際には、生産管理や在庫管理、生産効率の向上といった、ものづくりにとって重要な仕事に携わることができています。
失敗談
入社1年目のとき、検査で小さなキズを見落としてしまいました。私たちがつくっている金網は、目に見えない小さなキズが一つでもあると、異物が混入する可能性があります。細心の注意が必要だと思いました。
失敗をどう乗り越えたか
失敗後のミーティングで、先輩たちが「今後気をつけたら大丈夫」と励ましてくれました。おかげで前向きな気持ちになれて、次の検査は、より慎重に行うことができました。
会社のどこを自慢したいか
社長が常に前向きな姿勢で、金網の品質管理に力を入れているので、他社とはこの点で差別化ができると感じています。
入社1年目から先輩たちが声をかけてくれて、仕事を覚えやすい体制が整っているところも良さ。年間休日も増えており、社長を筆頭に、働きやすい環境にしようという気風があります。
成長性、可能性
生産をデータ化することで、「この規格の金網をつくるのなら、この機械のほうが相性が良い」ということも分かってきました。また、機械が原因で稼働率が下がっているのか、そうではない要因が関わっているのか、そういったことも分かってきました。まだまだ分析できることはたくさんあると感じています。
これからどうなりたいか、何をしたいか
これまでは職人の勘の世界でしたが、データに基づいた生産手法を確立することで、入社間もない社員であっても高品質な製品を作ることができる体制を整えたいです。
坂本 良太(さかもと りょうた)

深田 空龍(ふかだ くりゅう)

INTERVIEW . 3
入社:2024年
職種:製造
入社:2024年
職種:製造
現在の仕事
製造部門で金網づくりを行っています。入社して間もないので、現場を体験しながら、実践的な練習を通して製造スキルを磨いています。そのほか、網目の数を計る機器を使って、製品が規格通りに作られているか検査をしています。
仕事のやりがい、面白さ
金網製造のプロセスに「カザリ通し」「オサ通し」という工程があります。現在はこの工程に携わっていますが、金網が完成したとき、自分がその一部に関わっていることを実感できる点が面白みです。
全ての工程をマスターできるまで3〜4年かかりますが、その達成感を味わえることがいまから楽しみです。
入社のきっかけ
車やバイクが好きだったので、自動車関連の仕事を探していました。でも、八尾金網製作所のことを知り、面接で製品を見せてもらったとき、「これ金網なの?」というくらい精巧に作られていることに感動しました。ルーペで見て、ようやく空間があることが分かるくらい細かかったんです。
車をつくる会社ではないけど、日本のものづくりを支える会社だ。そう思い、就職を決めました。
入社前とのギャップ
製造の様子を映した動画を見たとき、「本当にできるのかな…」と不安でした。でも、実際にやってみると、できるという実感が湧きました。現在の課題は、精度とスピード。経験を積むことが大切だと感じています。
失敗談
製品が精密なだけに、それを検査する設備もまた精密機械です。一度、あやまって壊してしまったことがあります。製品をつくるときだけでなく、検査のときですら慎重に行わなければならないということを痛感しました。
失敗をどう乗り越えたか
先輩に助けてもらいました。50代の先輩が主力となって支えてくれていますが、3年上の先輩もいてくれるので、何でも聞きやすいんです。
先輩からは、「この仕事は、一つのミスですべてが水の泡になることがある。がんばって何でも自分でやって、ダメにしてほしくない。そうなる前に頼ってほしい」と言われています。頼ることの大切さを教えてもらっています。
会社のどこを自慢したいか
肩の力を抜いて働けるところです。年齢が離れた先輩も多いのですが、年の差を感じさせないコミュニケーションが取れています。お昼休みには一緒にコーヒーを飲みながら楽しく話しています。50代の先輩と20代の社員が楽しそうにしゃべっている姿を見ると、この会社の雰囲気の良さを実感します。
成長性、可能性
金網は、身の回りの製品を作る過程でよく使われているものです。新しい用途を見つけて、さらに広げていきたいと考えています。
これからどうなりたいか、何をしたいか
入社した当初から、先輩と近い距離感で働けています。ベテランの先輩たちと同じ場所でいっしょに仕事をしながら、成長していきたいです。
令和7年度募集要項(2026年度入社向け)
募集職種 | 製網職 |
初任給 | 222,000 円 |
勤務時間 | 8:30~17:00 |
昇給 | 年1 回(4 月) |
賞与 | 年2 回(7、12 月)+決算賞与 |
諸手当 | 通勤手当、残業手当、食事手当 |
休日休暇 | 完全週休2 日制(土日祝を基本とする)、夏季休暇、GW 休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、有給休暇 |
福利厚生 | 各種社会保険、退職金制度、社員旅行等 |
連絡先 | 株式会社八尾金網製作所 採用担当宛 TEL 072-992-2001 E-MAIL yamagami@yaokanaami.co.jp |