加工品(オーダーメイド・一般製品)用途別課題別業界別シール・シーリング
2025年7月29日
シール、シーリング用途のアルミパッキン、材質変更による作業性向上
某化学メーカー様(樹脂・繊維分野)において、原料のろ過工程で使用されているアルミ製パッキン(シール材)の材質を変更することで、取り外し作業の効率が向上しました。
ご相談内容
ろ過工程終了後、アルミ製パッキンの取り外し作業に多大な手間と時間がかかっており、作業負荷の軽減が課題となっていました。
弊社からのご提案
既存のパッキン材質「A1050」は、設備ライン内で過度に潰れてしまい、シール性は確保できるものの、取り外し時に大きな負荷がかかっておりました。
そこで、より高硬度な「A2017(Al-Cu系:ジュラルミン)」への材質変更をご提案。適度な圧縮によるシール性能を維持しつつ、過度な変形を防ぐことで作業性の向上を図りました。
結果・効果
シール性に関する事前テストにおいて性能上の問題がないことを確認。
材質変更後は取り外し作業が大幅にスムーズとなり、作業時間の短縮および作業負荷の軽減につながりました。
使用した製品
A2017 ジュラルミンパッキン